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第21回演奏会 1994年12月10日


指揮者
飯守 泰次郎
1962年桐朋学園短期大学音楽科(指揮科)を卒業、同時に藤原歌劇団公演「修道女アンジェリカ」にてデビュー。
1963年から1970年まで読売日本交響楽団の副指揮者を務める。その間、1964年4月の読売日本交響楽団との演奏に対し、1965年、外人記者賞(東京)を受賞。1966年ミトロプーロス国際指揮者コンクール(ニューヨーク)第4位入賞。
1967年から1970年にかけてブレーメン市立歌劇場指揮者兼コーチを務め、1969年にはカラヤン国際指揮者コンクール(ベルリン)第4位入賞を果たした。その後1972年から1976年まで読売日本交響楽団の指揮者となる。

海外での活躍もめざましく、1970年から現在に至るまでバイロイト音楽祭音楽助手を務め、指揮者兼コーチとして1970年から1973年までマンハイム市立歌劇場、1973年から1975年までハンブルク市立歌劇場、1977年から1978年にはレーゲンスブルク市立歌劇場に籍をおく。
この内外での活躍に対し、1972年には芸術選奨新人賞(東京)と、シーズン最高指揮者賞(バルセロナ)を受賞している。
1978年からエンスヘデ市立歌劇団第1指揮者となり、帰国の1983年まで務め、1979年にはエンスヘデ市立音楽院オーケストラ指揮者となり現在に至っている。
1983年に帰国し、東京都交響楽団定期演奏会などに出演するほか、日生劇場開場20周年記念モーツァルトシリーズで「魔笛」と「コシ・ファン・トゥッテ」を指揮し好評を得た。

最近の活動は全国主要オーケストラとの定期演奏会を始め各種演奏会で共演を重ねており、情熱的な音楽創りでいずれも好評を得ている。オペラに対する造詣も深く、特にワーグナー作品を積極的に日本楽壇へ紹介してきた功績には特筆すべきものがある。

現在、オランダのエンスヘデ市立音楽院のオーケストラ主任教授。
1993年4月より名古屋フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者に就任。オランダ在住。

ソプラノ
豊田 喜代美
桐朋学園大学卒業。ドイツのケルン国立音楽大学に留学。萩谷納、柴田睦陸、柴田喜代子、E.ボゼニウス、N.スターノ、F.エーガーマン、イタリアのミラノでF.フェラーリス、ローマでS.ローチに師事。
オペラでの新鮮な舞台はいずれも好評を博している。特に「ホフマン物語」(小澤征爾指揮、鈴木敬介演出)では、キャラクターの異なる4役を見事に歌いわけ高い評価を得た。
コンサートの分野では、シンフォニー、オラトリオ、ミサ曲のソリストとしても活躍し、深みのある暖かく透明な声質と知的な表現力は高く評価されている。

1987年ドイツのボン、ケルン、1989年アメリカ合衆国のワシントンでリサイタル。ニューヨーク州シラキュース交響楽団定期演奏会でウェッバー「レクイエム」のソロ、カーネギー小ホールでモーツァルトの歌曲とバッハの「カンタータBWV.209」を演奏し成功をおさめ、イギリスウェールズの男声合唱団(アストラ・マノック)との演奏会とその1年間にわたる交流が、BBCウェールズ放送により英国内でドキュメント放送され話題を集めた。
1991年オランダでの北オランダ交響楽団定期演奏会においてのモーツァルトのモテット演奏は、全聴衆の熱狂的スタンディング・オーベーションを受ける大成功をおさめた。
1990年2月カザルスホールで、ヘンデルとJ.S.バッハのオラトリオ・カンタータ、1991年9月サントリー大ホールで、モーツァルトのオペラアリアによるリサイタルを行い、それぞれNHKFM「ベストオブクラシック」で放送されている。
1993年7月カザルスホールにて、J.S.バッハとモーツァルトによるカンタータ・ミサ曲・モテットのリサイタルを行っている。

1983年度第11回ジローオペラ賞受賞。1984年度第16回サントリー音楽賞受賞。
〔二期会会員〕

メゾ・ソプラノ
菅 有実子
1986年東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同声会主催卒業演奏会出演(虎ノ門ホール)。NHK洋楽新人オーディション合格。FM番組出演。
1989年同大学院修士課程修了。在学中、第232回芸大定期演奏会バッハ「カンタータ147番」のアルト・ソリストを務める(佐藤功太郎指揮・簡易保険ホール)。同年、二期会オペラスタジオ第32期研究生修了。修了公演モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」にドラベラ役にて出演(河地良智指揮・新宿文化センター)。第3回川崎音楽賞コンクール第1位に入賞し、市長賞ほか受賞。また第1回日本声楽コンクールにも入選し、田中路子賞受賞。
1990年、第26回日伊声楽コンコルソ入選。 同年、東京文化会館推薦音楽会オーディション合格。同会館主催「第九」特別演奏会アルト・ソリストを務める(小泉ひろし指揮・東京文化会館大ホール)。
1991年NHK洋楽オーディション合格。「土曜リサイタル」出演。同年ニュー・オペラプロダクション主催ビゼー「カルメン法廷」にメルセデス役にて出演。Fグループ主催ジョイントコンサート出演。横浜シティオペラのモーツァルト「フィガロの結婚」にケルビーノ役にて出演(大野和士指揮・神奈川県民大ホール)。
1992年日本演奏連盟オーディション合格。9月東京文化会館小ホールにてデビューリサイタル開催。同年、東フィル、オペラコンチェルタンテシリーズロッシーニ歌劇「アルジェのイタリア女」にズルマ役にて出演(アントン・グァダーニョ指揮・オーチャードホール)。
1993年第62回日本音楽コンクール第2位入賞。同年、二期会オペラ劇場「ラインの黄金」(大野和士指揮・東京文化会館大ホール)にフロスヒルデ役にて出演。
その他、ヨハン・セバスチャン・カンマー・コーア・ヨコハマ定期演奏会の10回から18回までのアルト・ソロを歌うほか宗教作品のアルト・ソリストを多く務めている。

これまでに朝倉蒼生、毛利準の各氏に師事。
現在、東京都立芸術高等学校講師。
〔二期会会員〕

テノール
吉田 浩之
国立音楽大学声楽科卒業。東京芸術大学大学院オペラ科修了。
二期会オペラスタジオ研究生第30期生修了。修了時に優秀賞受賞。
NHK新人洋楽オーディション合格。
調布市グリーンホール新人演奏会にて市長賞受賞。
国際モーツァルト声楽コンクール本選入選。ウィーン国立歌劇場においてウィーン・フィルと共演。
布施隆治、渡辺誠、渡邊高之助、高橋大海、故.山路芳久、M.コラチッキ、S.ローチの諸氏に師事。

オペラでは、「コシ・ファン・トゥッテ」のフェランド、「こうもり」のアルフレード、「バスティアンとバスティエンヌ」のバスティアン、「皇帝ティトの慈悲」のティト、「イドメネオ」のイドメネオ、「魔笛」のタミーノ、「ドン・ジョバンニ」のドン・オッターヴィオ、ベートーヴェン「フィデリオ」の第一の囚人、三木稔「春琴抄」の三平、小澤征爾指揮プッチーニ「マノン・レスコー」、ブリテン「小さな煙突掃除屋さん」のクレム等に出演。

ソリストとしては、モーツァルト「レクイエム」、「載冠ミサ」、「c-mollミサ」、ベートーヴェン「第9」、オネゲル「ダヴィデ王」、コダーイ「ミサ・プレヴィス」、ヘンデル「メサイヤ」、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」、ハイドン「四季」、バッハ等に出演。

1991年より1年間、文化庁派遣在外研修員として1年間イタリア(ローマ)に留学。その間、イタリア各地においてコンサートに出演。
〔二期会会員〕

バリトン
小松 英典
1975年、ハンブルクで宮廷歌手アーノルド・ヴァン・ミルに師事。
1976年、リューベック国立音楽大学に入学。宮廷歌手エディット・ラング、ルネ・コロらに師事。
1980年リューベック国立音楽大学リート・オラトリオ・オペラ科を卒業。
1982年秋、ハンブルクを中心にブラームス「美しきマゲローネのロマンス」によるリサイタルを行う。翌1983年1月、マドリッドでブラームスの「ドイツ・レクイエム」を歌い、またドイツ各地でシューベルトの「冬の旅」によるリサイタルを行った。同年4月、ベーター・シュライヤーとの共演でバッハの「マタイ受難曲」を歌い、11月にはベルリンでディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウと共演。その他にも、アーリーン・オジェー、エリー・アメリング、ハンナ・シュヴァルツ、クルト・モルなどの著名な歌手と共演し、ザルツブルク音楽祭などヨーロッパの主要なフェスティバルにも参加している。
オペラでもハンブルク、リューベックその他ドイツの名オペラ会場に客演し、多くの作品に出演している。1990年には東京で小澤征爾指揮の「サロメ」に、翌年は東京と大阪で小澤征爾指揮の「マノン・レスコー」に出演し、絶賛を浴びた。1992年2月に東京芸術劇場で行われた「小松英典マーラーを歌う」は新聞をはじめ各方面で評価された。
レコーディングでの活躍も目覚ましく、ファズベンダーとのデュエットCDはドイツ、フランスでレコード優秀賞を獲得した。今後も録音予定があり、ドイツのレコード会社によって発売されることになっている。
ドイツ政府より永久プロフェッサーの称号を授与。ブレーメン国立音楽大学教授。
〔二期会会員〕