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第29回演奏会 2002年12月21日

下記内容は、財団法人群馬交響楽団から得た情報を元に高崎第九合唱団で加筆しています。絶対にコピーや引用はおやめください。
指揮:下野竜也  S:澤畑恵美 MS:小山由美 T:伊達英二 B:黒田 博

指揮者 下野 竜也(Tatsuya Shimono)

指揮:下野竜也 Tatsuya Shimono

高崎第九合唱団との共演は初めて

1969年生まれ。1992年鹿児島大学教育学部音楽科卒業。1993年から1996年まで桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学ぶ。1996年にはイタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラの指揮のディプロマを取得。1997年から1999年まで大阪フィルハーモニー交響楽団指揮研究員を務め、朝比奈隆、外山雄三、若杉 弘、ジャン・フルネをはじめとする一流指揮者のもとで着実に研鑚を積んだ。
1999年4月には朝比奈隆氏の推薦により大阪フィルハーモニー交響楽団定期演奏会において前半のプログラムを指揮し注目を浴びた。平成11年度(1999年)文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれ、1999年9月より1年間ウィーン国立音楽大学に留学、その後も2001年6月まで同大学に在籍した。2000年11月第12回東京国際音楽コンクール<指揮>において優勝、合わせて斎藤秀雄賞を受賞した。続けて2001年9月におこなわれた第47回ブザンソン国際指揮コンクールでも見事優勝を果たした。2002年2月第12回出光音楽賞を受賞。
 いままでに秋山和慶、黒岩英臣、石井 調、広上淳一、堤 俊作、チョン・ミュンフン、ユーリ・テミルカーノフ、レオポルド・ハーガー、湯浅勇治、エルヴィン・アッツェルの各氏に師事。大阪フィル、日本フィル、札幌交響楽団、広島交響楽団、仙台フィル、大阪センチュリー響、京都市交響楽団、ブラティスラヴァ放送響、ルーマニア国立オラデア・フィル、ストラスブール・フィル等などに客演を重ねている。


ソプラノ 澤畑 恵美(Emi Sawahata)

ソプラノ:澤畑恵美 Emi Sawahata

高崎第九合唱団との共演は初めて
国立音楽大学卒業。同大学大学院修了。
文化庁オペラ研修所修了。
佐藤峰子、別所恵子の両氏に師事。
第58回日本音楽コンクール声楽部門第1位。福沢賞、木下賞、松下賞を受賞。
第21回ジロー・オペラ賞受賞。
1990年より1年間文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノへ留学し、歌唱をマリア・ミネット、発声をラウラ・ロンディの諸氏に師事。
早くからその才能を評価され、オペラ研修所修了後直ちに二期会オペラ公演「フィガロの結婚」のスザンナに抜擢されデヴュー。高度な音楽性と華のある舞台姿は鮮烈な印象を与え、"大型新人の誕生"と注目を浴びる。
以後も着実に舞台を重ね、「コシ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ、デスピーナ、「フィデリオ」のマルツェリーネ、「椿姫」のヴィオレッタ、「カルメン」のミカエラ、「ナクソス島のアリアドネ」のツェルビネッタ、「こうもり」のアデーレ、「春琴抄」の春琴等多くの公演に出演し、いずれにおいても絶賛を博している。97年新国立劇場開場記念公演「アラベッラ」ズデンカ役、12月には同「ヘンデルとグレーテル」霧の精と続けて大舞台を踏んでいる。最近では、2000年8月二期会オペラ「真夏の夜の夢」のヘレナ役の他、10月新国立劇場公演「魔笛」でパミーナ役、2001年2月二期会公演「こうもり」のアデーレ役、2002年1月「ヘンデルとグレーテル」霧の精役を演じ、その魅力を余すところなく発揮した。
コンサートでも「ミサ曲」「レクイエム」「第九」等のソリストとして主要オーケストラとの共演も数多く、人気・実力を兼ね備えて、現在最も活躍している歌い手の一人である。
最近ではNHK FM 「おしゃべりクラシック」でパーソナリティを務めるなど、演奏以外の分野でも好評を博している。
2002年11月二期会創立50周年記念公演「椿姫」ヴィオレッタ、2003年7月「バラの騎士」ゾフィー役で出演予定。

メゾ・ソプラノ 小山 由美(Yumi Koyama)

メゾ・ソプラノ:小山由美 Yumi Koyama

高崎第九合唱団との共演は初めて
東京芸術大学声楽科卒業、及び同大学大学院修了。
畑中良輔、長野羊奈子、兵藤豪希、小野光子、L.フィッシャー、J.コックス、A.レイノルス、G.ビシネフスカヤ各氏に師事。
在学中よりオペラ、オラトリオ、及びリートのコンサート等で活動を始め、修了後渡独。
ワイマールでの「マタイ受難曲」をはじめ、ケルンにて「クリスマス・オラトリオ」、ミュンヘンにて「エリア」ライプツィヒにて「レクイエム」等の宗教曲をシュレースウィク・ホルスタイン音楽祭では「ドン・カルロ」のエボリを歌い、ザルツブルクではチャイコフスキー「イオランタ」のラウラに抜擢される。
歌曲の分野では、ベルリンをはじめ、ドイツ主要都市等の他、サンクト・ペテルブルクにてチャイコフスキー、ムソグルスキー等の歌曲によるリサイタルで好評を博す。また現代音楽においてはアメリカ・ニューハンプシャー音楽祭、パリ・フランス放送局プレゾンズ祭、ドイツ・ダルムシュタット音楽祭、その他数多いラジオ、テレビ録音を手がけ、幅広い演奏活動を行なっている。
96年に「ワルキューレ」フリッカ役で二期会公演に初出演。
97年11月には新国立劇場開場記念公演「ローエングリン」にオルトルート役で出演、力強い歌唱を絶賛され、98年はヤナーチェク「イェヌーファ」(演奏会形式)はじめコンサートでも活躍。99年は2月二期会公演「タンホイザー」ヴェーヌス役等、瞬く間に国内での地位を固め、続く3月にローマ歌劇場においてシノーポリ指揮「ワルキューレ」、9月にはシャルル・デュトワ指揮NHK交響楽団定期演奏会ロッシーニ「スターバト・マーテル」に出演、表情豊かな歌唱が高く評価された。続く12月にも再びN響に招かれ、準・メルクル指揮「第九」公演に出演するなど、コンサートの分野でも第一人者としての評価を確立した。2000年4月新国・二期会共催公演「サロメ」にヘロディアス役で出演し好評を博した後、7~8月シノーポリ指揮「ワルキューレ」ロスヴァイセ役で待望のバイロイト音楽祭にデビューし、成功を収めた。また直後の9月には東京シティ・フィル特別公演飯守泰次郎指揮「ラインの黄金」にフリッカで出演し、公演の成功に多大なる貢献を果たした。
最近では、2001年6月東京フィルハーモニー交響楽団チョン・ミュン・フン指揮マーラー「交響曲第2番」"復活"で高い評価を受けた。
現在ドイツ・シュッツガルト在住。二期会会員

テノール 伊達 英二(Eiji Date)

テノール:伊達英二 Eiji Date

高崎第九合唱団との共演は5回目
京都市立芸術大学卒業。卒業時音楽学部賞受賞。東京芸術大学大学院オペラ科修了。
二期会オペラスタジオ修了。修了時優秀賞受賞。
中山悌一、原田茂生、佐々木成子、蔵田裕行の諸氏に師事。
89年より2年間イタリアへ留学。A.プロッティ、R.エリー、C.メリチャーニの諸氏に師事。91年に帰国。93年度文化庁インターシップ研修生。
オペラでは、モーツァルト4大オペラのドン・ジョヴァンニ、アルマヴィーヴァ伯爵、グリエルモ、パパゲーノをはじめ、「こうもり」のファルケ、「ラ・ボエーム」のマルチェッロ、「ヴィヴァ・ラ・マンマ」のプロコロ、「魔弾の射手」のオットカール、「フィデリオ」のドン・ピッツァロ、「ナクソス島のアリアドネ」のハルレキン等に出演。二期会には92年「ラ・ボエーム」のショナールでデビューし、その後「フィガロの結婚」の伯爵、「ラインの黄金」のドンナ-、「カルメン」のエスカミーリオ、モラレス等に出演。最近では96年「魔笛」のパパゲーノを演じる。97年10月には近年の当たり役である「フィガロの結婚」タイトルロールをつとめて大好評を博す。
日本の創作オペラにも数多く出演し「祝い歌が流れる夜に」の謙一、「ペトロ岐部」のマルチノ原、「キジムナー時を翔ける」の本多、「袈裟と盛遠」の清盛、「黒船」の伊佐新次郎、「源氏物語」の惟光、「山椒太夫」の厨子王等に出演。98年9月には新国立劇場・二期会共催公演「アラベッラ」でドミニク伯、99年2月新国立劇場「天守物語」図書之助、4月新国立劇場「こうもり」ファルケをつとめるなど進境著しい。
2000年8月には、二期会オペラ「真夏の夜の夢」にディミトリウス役で出演。2001年1・3月に東京とソウルで「虎月傳」、6・7月バーンスタイン「キャンディード」にパングロス役、11月二期会50周年記念公演「ホフマン物語」シュレミル役で出演。
2002年には1月二期会・新国立劇場共催オペラ「忠臣蔵」に出演し、7月には二期会創立50周年記念公演「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のハンス・ザックス役で出演予定。
また東フィルオペラコンチェルタンテシリーズ「アルジェのイタリア女」「炎の天使」「アドリアーナ・ルクヴルール」「ムツェンスクのマクベス夫人」「ヒンデミット/3部作」、N響「サロメ」、東響「モーゼとアロン」、また「ヒロシマのオルフェ」等にも出演。役柄を深く読み込んだ音楽性は高く評価され、耽美的表現で新境地を開くなど人気が高い。
コンサートでも「第九」「メサイヤ」をはじめ、バッハ「クリスマス・オラトリオ」、モーツァルトやフォーレの「レクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、プッチーニ「グローリア・ミサ」から、リゲティ「アヴァンチュール」などの現代曲のソリストとしても活躍。97年8月に日米欧14人の作曲家による「和解のレクイエム」(大野和士指揮)に出演。二期会会員

バリトン 黒田博(Hiroshi Kuroda)

バリトン:黒田 博 Hiroshi Kuroda

高崎第九合唱団との共演は初めて
国立音楽大学卒業。
1980年度文化庁国内研修員。二期会オペラスタジオ修了時優秀賞受賞。
1991年第19回ジロー・オペラ賞新人賞受賞。
中村義春、久岡昇、田口興輔の諸氏に師事。
1981年二期会公演「ニュルンベルグのマイスタージンガー」の従弟でオペラ・デビュー。
その後「リゴレット」のボルサ、「トスカ」スポレッタ、「椿姫」ガストン、「こうもり」アルフレード「アルバート・ヘリング」市長、「黒船」書記官、「春琴抄」幇間三平、「香妃」武士、「魔笛」武士、「夕鶴」与ひょう等、様々な役に挑戦し研鑽を積む。主役デビューは、83年藤原歌劇団公演「マハゴニー市の興亡」のジムで、その力強い歌唱とエネルギッシュな演技は絶賛を浴びた。
二期会では、83年「椿姫」アルフレードに出演、以降「お蝶夫人」のピンカートン、「カルメン」ドン・ホセ等に出演し好評を博した。特にこの三役は得意としており、二期会を代表するテノールの一人として出演を重ねている。91年二期会40周年記念公演「神々の黄昏」(邦人初演)でジークフリートを演じヘルデンテノールとしても高く評価され、その素質は新たに始まった二期会公演大野和士指揮「ニーベルングの指輪・ラインの黄金」(93年)のフロー、「ワルキューレ」(96年)のジークムントでより一層昇華した。
その他「セビリャの理髪師」アルマビーヴァ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ、「外套」ルイージ等を演じる。
特に、若杉弘指揮東京都交響楽団・ワーグナーシリーズの「妖精」アリンダル、「恋愛禁制」クラウディオ、「さまよえるオランダ人」エリック、「リエンツィ」リエンツィ等のワーグナー初期四作品、大野和士指揮東フィル・オペラコンチェルタンテ「ムツェンスクのマクベス夫人」セルゲイ、「ヒンデミット/3部作」「イエヌ-ファ」ラツァで好評を博す。1999年には仙台オペラ支倉常長「遠い帆」で宣教師役をつとめて各紙誌から絶賛され、続く2000年の再演でも同じく高い評価を得た。
コンサートでは、「第九」をはじめ「メサイヤ」「天地創造」「レクイエム」「賛歌」「千人の交響曲」「大地の歌」「春の交響曲」と古典から現代へ幅広い曲目を、卓越した演奏で表現し、常に安定した演奏を行っている。
その他、NHKFM、テレビ朝日「題名のない音楽会」等の放送に出演や、俳優斎藤晴彦のリサイタルでは司会、またマルティン・ハーゼルベックのオルガンコンサートではナレーターを務めるなど活動範囲は幅広い。東京音楽大学講師。二期会会員