出演者 プロフィール <2014年第41回演奏会>

高崎第九合唱団ロゴ

高崎の第九のホームページ
ニュース・トピックス
団員募集
練習会場
コンサートへ行こう
合唱団について
リンクと外部情報
高崎第九合唱団のあゆみ
指導者のあゆみ
イベントスケジュール
第九演奏会のあゆみ
メドレーのあゆみ
メイコンサートのあゆみ
海外公演の記録
チケットセンター
ベートーヴェンについて
ベートーヴェンの第九とは
たいむずのページ
携帯サイト

第41回演奏会 2014年12月20日(土)

下記内容は、財団法人群馬交響楽団から得た情報を基に高崎第九合唱団で加筆しています。コピーや引用は絶対におやめください。

指揮 円光寺雅彦(Masahiko Enkoji)
高崎第九合唱団との共演は第24回(1997)、第26回(1999)、第27回(2000)、第39回(2012)に続き5回目

1円光寺雅彦 群響提供 高崎使用954年東京生まれ。桐朋学園大学指揮科卒業。指揮を斎藤秀雄、ピアノを井口愛子の各氏に師事。
1980年、ウィーン国立音楽大学に留学し、オトマール・スウィトナーに師事する。
1981年9月帰国後、東京フィルハーモニー交響楽団副指揮者に就任。1986年より同交響楽団指揮者となり、1991年3月までその任を務める。
1989年より1999年3月まで、仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者として活躍。オーケストラの飛躍的な発展に貢献し、その実績は高く評価されている。東京特別公演のライブをはじめ、円光寺・仙台フィルの演奏は多数CD化されており、その演奏からもオーケストラと指揮者の密接な関係を窺う事が出来る。
1998年5月より2001年4月まで札幌交響楽団正指揮者を務める。2000年3月には、東京公演(サントリーホール)を指揮し好評を博し、札幌交響楽団と円光寺の取り組みは高く評価された。
他に、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団をはじめ、日本の各オーケストラに客演し、着実に活動範囲を広げている。
海外でも、1992年、スメタナホールにて、プラハ交響楽団の定期演奏会に客演したのをはじめ、1994年には、BBCウェールズ交響楽団、1995年にはドミトリー・キタエンコからの招きにより、ノルウェーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、1998年1月にはフランス・ブルターニュ管弦楽団に客演し、それぞれの地で、その深い音楽性と適確な指揮で、多くの聴衆を魅了した。また、NHK「名曲アルバム」や「おーいニッポン」「あなたが主役~音楽のある街で」「あなたの街で夢コンサート」等の番組にも定期的に出演などその活動は幅広く、国際的指揮者として現在最も期待されている。名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者、桐朋学園大学院大学特別招聘教授。


ソプラノ 上田純子(Junko Ueda)
高崎第九合唱団との共演は初

上田純子 群響提供 高崎使用国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。新国立劇場オペラ研修所第11期生修了。
第38 回イタリア声楽コンコルソ ソプラノ特賞受賞。第8回東京音楽コンクール声楽部門第1位。第30・31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクール オペラ部門 日本代表。第14回 世界オペラ歌唱コンクール 「新しい声2011」アジア代表。
平成24年度文化庁派遣芸術家在外研究員としてイギリスに留学。Wales International Academy ofVoice 大学院修士課程に学ぶ。
これまで『イドメネオ』イダマンテ、『フィガロの結婚』ケルビーノ、『カルメル会修道女の対話』ブランシュ・ド・ラ・フォルス、『ファルスタッフ』フォード夫人アリーチェ、『ラ・ボエーム』ミミ、『外套』ジョルジェッタ、『ジャンニ・スキッキ』チェスカ等で出演。
コンサートにおいても13年北区文化振興財団設立25周年記念「第九」演奏会でソリストを務めるなど、今後益々の活躍が期待される。二期会会員


メゾ・ソプラノ 池田香織(Kaori Ikeda)
高崎第九合唱団との共演は第39回(2012)に続き2回目

池田香織 群響提供 高崎使用慶応義塾大学法学部を経て声楽家の道へ進み、二期会オペラスタジオ修了。
『セビリアの理髪師』のロジーナでデビューし、『フィガロの結婚』のケルビーノなど、ズボン役で好評を博す。06年に三木稔『愛怨』で新国立劇場デビューを果たし、以後『魔笛』侍女II、『蝶々夫人』スズキなど新国立劇場で数々の舞台に参加。近年では12年二期会『カヴァレリア・ルスティカーナ』ルチア、14年沼尻竜典指揮びわ湖ホール『死の都』ブリギッタ(日本初演)での公演が記憶に新しい。
オーケストラとの共演も多く、G.アルブレヒト指揮読売日響ヤナーチェク『運命』(日本初演)をはじめ、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」、マーラー「復活」、モーツァルト「ミサ曲ハ短調」「レクイエム」、12年にはE.インバル指揮都響マーラー「交響曲第3番」等に出演しいずれも高い評価を得ている。
 CDはTrio 97 Libestraumの一員として <愛のおくりもの>をリリース(ナミレコード)。二期会会員


テノール 村上公太(Kota Murakami)
高崎第九合唱団との共演は第37回(2010)に続き2回目

村上公太 群響提供 高崎使用東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。
文化庁在外研修員としてイタリア留学。ボローニャ・アカデミア・フィラルモニカにて一年間研鑽を積む。
07年ジュゼッペ・ディ・ステーファノ国際コンクールにてリゴレットのマントヴァ公爵を獲得し、出演。
近年では東京二期会『トゥーランドット』ポン、『マクベス』マルコム、びわ湖ホール・神奈川県民ホール『椿姫』ジュゼッペ、新国立劇場『パルジファル』聖杯守護の騎士、14年二期会『チャールダーシュの女王』ボニで出演。国内のみならず、シンガポールオペラ公演にも『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『魔笛』タミーノ、『サロメ』ナラボートで出演するなど海外でも注目を浴びている。
15年1・2月新国立劇場『こうもり』アルフレード、同年5・6月新国立劇場『ばらの騎士』ファーニナル家の執事で出演予定。瑞々しく輝かしい美声で今後益々の活躍が期待されている若きホープ。二期会会員


バリトン 久保和範(Kazunori Kubo)
高崎第九合唱団との共演は初

久保和範 群響提供 高崎使用東京藝術大学卒業、同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。第6回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。
『ドン・ジョヴァニ』騎士長でオペラデビュー。新国立劇場オープニング記念『建・TAKERU』、兵庫県立文化センター『こうもり』ファルケを始め、数多くのオペラに出演。宮本亜門演出二期会『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロを好演し、同演出『フィガロの結婚』ではタイトル・ロールを務め、11年の再演では低音域まで充実した艶のある美声と華のある堂々たる体躯で好評を博した。
オーケストラとの共演も数多く、N響「天地創造」、読売日響モーツアルト「レクイエム」、都響「千人の交響曲」等に出演。またミュージカルやラジオ、テレビ等のメディアにも多数出演。リサイタル、コンサート活動として「久保和範コンサート」「醤油風味の音楽会」「THE・音楽寄席」の3シリーズを全国各地で開催。ファーストアルバム「久保和範日本愛唱歌集」をリリース。尚美学園大学准教授。二期会会


管弦楽 群馬交響楽団(Gunma Symphony Orchestra)

1945年、戦後の荒廃の中で文化を通した復興を目指して「高崎市民オーケストラ」が創設され、翌年「群馬フィルハーモニーオーケストラ」、1963年に「財団法人群馬交響楽団」と改称して現在に至る。
1955年、「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開され、全国的に注目を集め、翌年には文部省により群馬県が全国初の「音楽モデル県」に指定された。さらに1961年、市民の全面的な支援を受けて高崎市に群馬音楽センターが建設され、これを拠点としてさらに幅広い活動が展開された。また、1947年5月に始めた移動音楽教室では、2009年度までに延べ600万人以上の児童・生徒が鑑賞している。県内各地での演奏活動の展開により、群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されている。
1994年には「プラハの春国際音楽祭」、「ウィーン芸術週間」から同時に招待を受け、前音楽監督高関健指揮のもと4カ国を巡る海外公演を実現した。翌年の創立50周年には東京及び群馬県内各地でベートーヴェン全交響曲連続演奏会を行った他、50周年記念委嘱作品「オーケストラのための遠景Ⅱ」(細川俊夫作曲)を東京・群馬で初演し、高い評価を得た。
2001年からは、日本の音楽界を牽引している楽団として、文化庁の「芸術創造活動重点支援事業」支援団体に指定された。2003年5月には第400回定期演奏会を迎えるとともに、同年10月にはNHKテレビ番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」で楽団の草創期が紹介され、全国から注目された。さらに、2005年4月にはNHK朝の連続テレビ小説「ファイト」の主題曲を担当し高評価を得た。同年には創立60周年を迎え、定期演奏会、移動音楽教室など地域に根ざした活動や、レコーディング、文化庁の本物の舞台芸術体験事業をはじめとして、全国各地での演奏活動も積極的に行っており、今後さらに音楽文化の発展に貢献することが期待されている。
1998年より首席客演指揮者 マルティン・トゥルノフスキー就任。 2010年から2012年首席指揮者兼芸術アドヴァイザー 沼尻竜典。2013年4月音楽監督 大友直人就任。「公益財団法人群馬交響楽団」と改称。


合唱 高崎第九合唱団(The Chorus of Beethoven's Symphony No.9 Takasaki)


1974年創立以来、ベートーヴェンの第九交響曲を、群馬交響楽団と共に群馬音楽センターの舞台で演奏している。

1989年西ドイツ(当時)のハイデルベルク市において、日本の第九コーラス初となる海外公演を行い全国的な注目を浴びる。1995年高崎市の友好都市チェコのプルゼニ市において、市制700周年記念事業として第九を公演。1998年ドイツのニュルンベルク市において第九を公演。ハンガリーとオーストリアのベートーヴェンゆかりの地を巡った。2002年ポーランドのザブジェ市では、文化庁「地域文化国際交流事業」など両国の国際交流事業として第九を公演。ワルシャワ、アウシュヴィッツ強制収容所跡地などにおいて歌による人類平和と国際文化交流を訴えた。2006年リトアニアの首都ヴィリニュス市では、リトアニア国立オーケストラと第九を公演。歌による独立を果たし、合唱が世界遺産であるバルト三国で様々な音楽交流を積極的に行った。2007年高崎市の友好都市中国の承徳市において、日中国交正常化35周年事業「高崎ウィークin承徳」に出演。2008年音楽による平和活動と国際交流活動が評価され、群馬県国際交流賞を受賞。
2009年スロヴェニアの首都リュブリャナ市において、国営放送オーケストラと第九を公演。2012年にはスペインのバルセロナ市において、第九を2回公演し、東日本大震災復興支援に対する御礼と文化交流を誓って演奏。
国内では「高崎の第九」コンサートのほか、市役所等でのクリスマスコンサートにも出演。毎年5月に行っているメイコンサートでも2007年からはオペラを披露。自ら運営・販売・法手続きも行う市民コーラスとしての活動は高く評価されている。団員は年齢も職業も様々であるが、ベートーヴェンの音楽を愛し「第九」の人類愛の精神を歌い、音楽による平和と国際文化交流を目指すことを共通の信念として活動を続けている。
2006年NPO法人となり、「地域のために、世界のために、平和のために、歌を歌う法人」として活動している。


編曲 富澤裕(Yutaka Tomizawa)

東京声専音楽学校(現、昭和音楽芸術学院)卒業。

同校オペラ研究科修了。在学中より多くのオペラ公演に参加し、音楽の現場を学ぶかたわら、作曲を故西崎喜太郎、青島広志の両氏に師事する。作品は合唱曲、オペラ等の声楽曲が多いが、室内楽曲やオーケストラ曲も発表しており、編曲やオーケストレーションでも好評を得ている。また日本語による教会音楽の創作に携わり口語訳聖書をテキストとする2曲のカンタータを発表。東京・大阪をはじめ各地の教会で上演されている。
現在、神奈川フィル、ニューフィル千葉等のオーケストラで編曲を担当する他、音楽之友社の雑誌、教育音楽に作曲と編曲を連載しており、その多くがすでにCD化されている。
昭和音楽芸術学院、及び昭和音楽大学付属音楽教室講師。日本フィル協会合唱団指揮者。
主な作品として、「アルビノーニの主題による幻想曲」、オペラ「アルスメトリウム現象」、カンタータ「エマオの旅人」、混声合唱のための「倫理的一貫性に欠ける合唱曲」、女声合唱のための「練馬大根のはなし」、村野四郎氏の詩による歌曲集。
1989年以来、高崎第9合唱団のメドレー曲の編曲を行っており、団員にとっては練習の楽しみの一つになっている。