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第34回演奏会 2007年12月15日

下記内容は、財団法人群馬交響楽団から得た情報を元に高崎第九合唱団で加筆しています。絶対にコピーや引用はおやめください。

指揮者 工藤 俊幸(Toshiyuki Kudo)高崎第九合唱団との共演は初めて

1966年山形県に生まれる。国立音楽大学音楽学部作曲学科卒業。桐朋学園大学音楽学部オーケストラ研究科指揮専攻修了。指揮を崎田俊治、黒岩英臣、飯守泰次郎各氏に、作曲を増田宏三、島岡譲両氏に師事。
1992年オーディションで選ばれ仙台フィル副指揮者に就任。外山雄三音楽監督のもと、1996年までその任を務める。その後一年間ベルリン・ドイツ・オペラで研修。帰国後は全国各地のオーケストラを指揮する傍ら、合唱指揮者としてもNHK交響楽団定期演奏会(H.シュタイン指揮)や読売交響楽団定期演奏会(G.アルブレヒト指揮)で二期会合唱団の合唱指揮を務め、高い評価を得た。
2001年4月山形交響楽団指揮者に就任、そして2003年4月には群馬交響楽団指揮者に就任している。
これまでに群馬交響楽団、仙台フィル、広島交響楽団、札幌交響楽団、山形交響楽団、大阪シンフォニカー、東京シティフィル、オーケストラアンサンブル金沢を指揮している。
現代音楽の分野では「ミュージック・トゥディ」や北九州市響ホール「響宴」、草津夏期国際音楽祭などに出演。また、池辺晋一郎作曲のオペラ「小鶴」を初演し、絶賛を博した。佐藤總明作品を指揮したCD「仄かなる闇」がカメラータより発売されている。
国立音楽大学大学院非常勤講師。


ソプラノ 井上 ゆかり(Yukari Inoue)高崎第九合唱団との共演は初めて

東京藝術大学卒業。卒業時に松田トシ賞受賞。同大学院修了。
岡部多喜子、毛利準、高丈二、磯貝静江の諸氏に師事。
二期会オペラスタジオ修了。修了時に優秀賞受賞。
新国立劇場オペラ研修所第一期修了。
第47回全日本学生音楽コンクール(毎日新聞社主催)大学・一般の部全国1位受賞。
平成13年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアミラノに留学。
第4回デビュー・インメラーノ国際コンクールオペラ部門1位、第9回マリオ・デルモナコ国際コンクール最高位(1位なし2位)、第3回ティト・ゴッビ国際コンクール第3位、第6回マリオ・ランツァコンクール第1位受賞。03年トーティ・ダル・モンテ国際コンクール優勝。
オペラでは、『魔笛』パミーナ、『ラ・ボエーム』ミミ、『蝶々夫人』タイトルロール、二期会新進オペラ『フィガロの結婚』伯爵夫人、新国オペラ研修所公演チマローザ作曲『秘密の結婚』エリゼッタ、モーツァルト作曲『コシ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『劇場支配人』ジルバークラング嬢、ブリテン作曲『ねじの回転』ミス・ジェッスルで出演。
2002年にはヴェンティーディオバッソ劇場(アスコリビチェノ)、アストラ劇場(バッサーノ・デル・グラッパ)にてプッチーニ作曲『ラ・ボエーム』のミミ役を演じ好評を得る。2003年の新国小劇場オペラ、ガッツァニーガ作曲『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ役に於いても高い評価を得た。また同年トーティ・ダル・モンテ国際コンクールの優勝により、12月チマローザ「秘密の結婚」カロリーナをトレビ-ゾの劇場にて出演、全夜通しての人気投票で1位を獲得した。 2004年5月小澤征爾音楽塾『ラ・ボエーム』 オーディションで選抜されミミ役を好演。またアジア人歌手の若い才能発掘を目指し、世界的指揮者のチョン・ミョンフンの強い希望によりローマ、東京で開催された「アジアの輝き」オーディションに於いて最終選考者に選ばれ(順位設定なし)、同指揮による藤原歌劇団公演『カルメン』にミカエラ役に出演。05年3月二期会オペラ『魔笛』にパミーナ役で出演。
コンサートでは、芸大定期演奏会メンデルスゾーン オラトリオ「エリア」(G.ボッセ指揮)にてソプラノⅠ等の他にJ.S.バッハ「ロ短調ミサ」、ヘンデル「メサイア」、ヴィヴァルディ「グローリアミサ」、ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「モテット」(G.ボッセ指揮/新日フィル)、「カルミナ・ブラーナ」等に出演。
また、NHK-FM「名曲リサイタル」等への出演など、幅広い分野で活躍中である。
確かなテクニックに裏付けされた表現力は若手の中でも群を抜き、観客の心に深く染み入るその音楽は、彼女の持つ暖かな人柄が反映されたものであり、次代を担うアーティストとして今後の活躍が期待されている。
ミラノ在住。二期会会員


メゾソプラノ 谷口 睦美(Mutsumi Taniguchi)高崎第九合唱団との共演は初めて

東京芸術大学卒業。同大学院独唱科修了。
高橋大海 永井和子の両氏に師事。
同大学卒業時、同声会コンサートに出演。
2001年第2回大阪国際コンクール声楽部門入選
同年第11回日本クラシック音楽コンクール東京地区本選大学の部奨励賞を受賞。
第47期二期会マスタークラス修了。修了時優秀賞を受賞。
二期会プロフェッショナルコース修了。
オペラでは『ノルマ』アダルジーザ、『ドン・カルロ』エボリ公女、『コシ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『フィガロの結婚』マルチェリーナ等を歌う。コンサートではベートーヴェン『第九』ヴェルディ『レクイエム』、ヘンデル『メサイア』のソリストを務める。
2006年4月、大抜擢され二期会オペラデビューとなった、ペーター・コンヴィチュニー演出『皇帝ティトの慈悲』セスト役で大成功を収め、彗星のごとく現れた逸材に数多く賞賛の声が寄せられた。
またテレビ朝日「題名のない音楽会21」へは、つんく♂プロデュース「クラシック娘。」のメンバーとして、またソリストとしての出演が相次いでおり、視聴者からの反響を呼ぶなど、その華のある舞台容姿と存在感に注目が集まっている。
将来日本を代表するメゾ・ソプラノに成長するべき、久々の大型新人誕生との呼び声も高く、国内外からの期待が集まっている。
2007年9月に産経新聞社主催「オペラの華」 コンサート・シリーズの≪カルメン・ハイライト≫においてカルメン役での出演が決まっている他、2008年3月に東京交響楽団モーツァルト「C-moll ミサ」に、『皇帝ティトの慈悲』で共演したユーベル・スダーン氏より大抜擢され出演が予定さている。
二期会会員。


テノール 経種 廉彦(Yasuhiko Idane)高崎第九合唱団との共演は2回目

東京芸術大学声楽科卒業。同大学大学院修了。
文化庁オペラ研修所修了。
88年イタリア声楽コンコルソにおいて金賞を受賞。
須賀靖和、原田茂生、黒田清、U.ガルディーニ、C.メリチャーニの各氏に師事。
91年より文化庁芸術家在外研修員としてミラノに留学。C.メリチャーニ氏のもとで研鑽を積む。
オペラでは『コシ・ファン・トゥッテ』(フェランド)、『ドン・ジョヴァンニ』(ドン・オッターヴィオ)、『魔笛』(タミーノ)、『後宮からの逃走』(ベルモンテ)、『椿姫』(アルフレード)、『カルメン』(ホセ)、『祝い歌が流れる夜に』(中川義男)、『夕鶴』(与ひょう)などを演じる。また96年ニッセイ・オペラシリーズ若杉弘指揮『火刑台上のジャンヌ・ダルク』では大役の裁判官をつとめ喝采を浴びた。97年新国立劇場開場記念公演『ローエングリン』でブラバントの貴族役、続く98年9月にも新国立劇場・二期会共催公演『アラベッラ』エレメル伯役で出演し、10月には二期会オペラ公演『コシ・ファン・トゥッテ』フェランド役等大舞台で存在感を示している。2000年は、4月新国立劇場・二期会共催公演『サロメ』に、また12月新国立劇場小劇場シリーズ『アブ・ハッサン』『オペラの稽古』でも溌剌とした演唱で話題をさらった。
2001年7月二期会オペラ『ファルスタッフ』、11月びわ湖ホール『アッティラ』、2002年5月新国立劇場『サロメ』、12月新国立劇場二期会共催『ナクソス島のアリアドネ』に出演。7月 二期会オペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』では難役ダーフィットを演じ新聞雑誌等で好評を得る。以降も2003年2月新国立劇場『アラベッラ』マッテオ、11月日生劇場開場40周年記念特別公演『ルル』、2004年1月新国立劇場・二期会共催市川團十郎演出『鳴神』『俊寛』に出演。2005年9月五十六世・梅若六郎演出・ブリテン作曲オペラ『カーリュウ・リヴァー』(コンサート形式)、11月二期会公演『さまよえるオランダ人』舵手役で出演。2006年2月には新国立劇場公演 瀬戸内寂聴書き下ろし台本、三木稔作曲によるオペラ『愛怨』で大野浄人役を見事に演じた。
コンサートにおいても、ベートーベンの「第九」、プッチーニ「グロリア・ミサ」、シェーンベルク「グレの歌」などのソリストとしても活躍している。
また、最近では出身地島根の新聞にコラムを連載するなど、執筆も手がけている。
 二期会会員
HPアドレス   http://homepage3.nifty.com/i-dane/index.html


バリトン 泉 良平(Ryohei Izumi)高崎第九合唱団との共演は初めて

東京芸術大学声楽科首席卒業。松田トシ賞受賞。
同大学大学院オペラ科修了。同大学院在学中、文化庁オペラ研修所第10期修了。
多田羅迪夫 、種井静夫、伊藤亘行、和田みのり、カルラ・バンニーニ、ジョルジョ・ロルミの各氏に師事。
1998年より安田生命クオリティ・オブ・ライフ文化財団奨学生としてイタリアへ渡り、引き続き、五島記念文化財団の派遣により2003年までミラノ音楽院にて学ぶ。
高校在学中、第41回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位入賞。
第66回日本音楽コンクール第3位入賞。(1位なし)
98年東京国際声楽コンペテション第3位入賞。
同年、ブダペスト国際声楽コンクール第1位入賞。その栄誉によりハンガリー国立歌劇場にて『ラ・ボエーム』のマルチェルロでヨーロッパデビューを飾る。
上毛新聞社主催第2回「上毛音楽賞」受賞。
第12回五島記念文化財団文化賞オペラ新人賞受賞。
大学在学中より演奏活動を開始し、サントリーホールオペラ『椿姫』ドビニー、『リゴレット』マルッロでレナート・ブルゾン氏と共演、大野和士氏指揮/東京フィルのオペラコンチェルタンテ・シリーズ『ドン・カルロ』の修道士、『仮面舞踏会』のシルヴァーノ、シュレーカー作曲『はるかなる響き』(日本初演)の役者などで注目を集める。また、同シリーズのチョン・ミョンフン氏指揮『魔弾の射手』オットカールで出演。新国立劇場においても開場記念公演/若杉弘氏指揮『ローエングリン』のブラバントの貴族、『リゴレット』モンテローネ伯爵、ロッセリーニ作曲『花言葉』の伯父等を演じ、『マノン・レスコー』ではレスコーのアンダーを務める。
近年では、02年二期会創立50周年記念公演『フィガロの結婚』(宮本亜門氏演出)において伯爵として大抜擢され二期会オペラにデビュー。続けて同記念公演『椿姫』のジェルモンとして、オーディションにより再び抜擢され絶賛を博すなど活躍を続けている。
また、海外での活躍も著しく、ニューヨークにおいてメトロポリタン・オペラ・オーケストラと共演をはじめ、中国北京では日中オペラガラコンサートでリゴレットを歌い、その演奏は中国全土に数回に渡り放映され内外の注目を集めた。03年ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ財団主催によるコンサートに招聘されカーザ・ディ・リポーゾにてリゴレット等を歌い、また同年、ミラノ市主催サン・ドミンゴ劇場での『ラ・ボエーム』でマルチェルロに出演するなど着実に実績を重ねている。
04年日本オペラ協会公演『みづち』でタイトルロールを、また二期会公演 R.シュトラウス『エジプトのヘレナ』(日本初演)にアルタイルで出演し、成長著しい姿を印象付けた。
05年1月には新国立劇場『マクベス』で急病の外国人歌手に代わって急遽マクベス役で出演し、完璧な歌唱と演技で絶賛され同劇場におけるタイトルロール役でのデビューを華々しく飾った。同年3月に同劇場小劇場オペラ『ザザ』にカスカール役で出演したほか、同年11月二期会公演『さまよえるオランダ人』のオランダ人役に大抜擢され成功を収めた。06年7月二期会『蝶々夫人』ではシャープレス役、11月には日生劇場『利口な女狐の物語』森番役で存在感を示したことは記憶に新しい。
日本人離れした堂々たる容姿とスケールの大きい演奏で、今後益々目が離せないバリトンである。
二期会会員