出演者 プロフィール <2009年第36回演奏会>

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第36回演奏会 2009年12月19日(土)

下記内容は、財団法人群馬交響楽団から得た情報を元に高崎第九合唱団で加筆しています。絶対にコピーや引用はおやめください。

指揮者 工藤 俊幸(Toshiyuki Kudo)高崎第九合唱団との共演は2回目

1966年山形県に生まれる。国立音楽大学音楽学部作曲学科卒業。桐朋学園大学音楽学部オーケストラ研究科指揮専攻修了。指揮を崎田俊治、黒岩英臣、飯守泰次郎各氏に、作曲を増田宏三、島岡譲両氏に師事。
1992年オーディションで選ばれ仙台フィル副指揮者に就任。外山雄三音楽監督のもと、1996年までその任を務める。その後一年間ベルリン・ドイツ・オペラで研修。帰国後は全国各地のオーケストラを指揮する傍ら、合唱指揮者としてもNHK交響楽団定期演奏会(H.シュタイン指揮)や読売交響楽団定期演奏会(G.アルブレヒト指揮)で二期会合唱団の合唱指揮を務め、高い評価を得た。
2001年4月山形交響楽団指揮者に就任、そして2003年4月には群馬交響楽団指揮者に就任している。
これまでに群馬交響楽団、仙台フィル、広島交響楽団、札幌交響楽団、山形交響楽団、大阪シンフォニカー、東京シティフィル、オーケストラアンサンブル金沢を指揮している。
現代音楽の分野では「ミュージック・トゥディ」や北九州市響ホール「響宴」、草津夏期国際音楽祭などに出演。また、池辺晋一郎作曲のオペラ「小鶴」を初演し、絶賛を博した。佐藤總明作品を指揮したCD「仄かなる闇」がカメラータより発売されている。
国立音楽大学非常勤講師。


ソプラノ 大山 亜紀子(Akiko Oyama)高崎第九合唱団との共演は初めて

群馬県出身。東京芸術大学卒業、同大学大学院修士課程オペラ科修了。
大学院在学中に平成10年度NTTドコモ賞受賞。第1回榛名梅の里日本の歌スプリングセミナーにて奨励賞受賞。第45期二期会マスタークラス修了。修了時に最優秀者賞及び川崎靜子賞受賞。03年第39回日伊声楽コンコルソ入選。05年第74回日本音楽コンクール第2位および岩谷賞(聴衆賞)を受賞。
オペラはこれまでに、第45回芸大定期『コジ・ファン・トゥッテ』、ウィーン国立大学との交流演奏会『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『シモン・ボッカネグラ』アメーリア、『ラ・ボエーム』(ハイライト)ミミ等に出演した。
06年東京二期会『蝶々夫人』タイトルロールで本格的舞台デビューし、新人とは思えぬ堂に入った舞台姿は満員の聴衆の絶賛を浴び、翌07年9月『仮面舞踏会』アメーリアと立て続けに主役に抜擢され絶賛を浴びた。これからの日本のオペラ界を担う逸材として期待されている。
コンサートでは、同声会主催卒業演奏会、第15回ぐんま新人演奏会、第40回高崎新人演奏会、第9回・第12回松井田町音楽のつどいなどでは地元の音楽会に積極的に貢献し、レインボウ21サントリーホールデビューコンサート99JTアフタヌーンコンサート、第74回二期会オペラ研修所「オペラ・ストゥーディオの夕べ」、「二期会新進声楽家の夕べ」、川崎靜子賞20周年記念コンサート、二期会オペラ研修所50周年記念コンサート、二期会ゴールデンコンサート、シューベルト作曲「ミサ曲第5番変イ長調」、ベートーヴェン作曲「交響曲第九番」、ヴェルディ作曲「レクイエム」のソリスト等に出演するなど着実に活躍の場を広げている。
08年8月、プッチーニ生誕150年フェスティバル・オペラ《三部作》より「外套」ジョルジェッタに出演。09年10月、東京二期会『蝶々夫人』タイトルロールに出演予定。さらに2010年2月、東京二期会『オテロ』新制作・白井晃演出のデズデモナにも出演する。
日本声楽アカデミー・日伊音楽協会・群馬音楽協会・東京ミュージックアーツ各会員。二期会会員

メゾソプラノ 与田 朝子(Asako Yoda)高崎第九合唱団との共演は初めて

東京都出身。国立音楽大学声楽科卒業。二期会オペラスタジオ修了。
2001年文化庁特別派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学。『フィガロの結婚』、『魔笛』、『ホフマン物語』、『アルジェのイタリア女』、『カルメン』、『ヘンゼルとグレーテル』、『カヴァレリア・ルステイカーナ』、『羅生門』(日本初演)等に出演。Bunkamuraオペラ劇場『マダム・バタフライ』(若杉弘指揮、パウントニー演出)ではスズキを演じて高い評価を得る。
大野和士指揮・東京フィルのオペラ・コンチェルタンテ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』、ヒンデミットの〈三部作〉、『イエヌーフア』、『無口な女人』『はるかな響き』『オテロ』等に出演し、多くの日本初演を含む意欲的な上演の成功に賞献。
新国立劇場には2001年2月『リゴレット』(ビロッリ指揮、ファッシーニ演出)のジョブァンナ、2002年9月『椿姫』(カンパネッラ指揮、ロンコーニ演出)のアンニーナ、2005年2月『ルル』(レック指揮、バウントニー演出)、同年10月と2006年12月『セヴィリアの理髪師』(カバレッティとカルッリ指揮、ケップリンガー演出)のベルタで出演。
ニ期会では2001年7月『ファルスタッフ』(モランデイ指揮、井田邦明演出)のクイックリー夫人、2002年2月『フィガロの結婚』(ヴェロ指揮、官本亜門演出)のマルチェリーナ、2003年7月『ばらの騎士』(ヴィヨーム指揮、クレーマ一演出)のアンニーナ、9月『蝶々夫人』(小林研一郎指揮、柴山昌良演出)のスズキ、11月日生劇場開場40周年記念公演での『ルル』(3幕版日本初演。沼尻竜典指揮、佐藤信演出)の母、2004年2月『エジプトのヘレナ』(日本初演。若杉弘指揮、鈴木敬介演出)の全知の貝殻、12月『イェヌーファ』(阪哲朗指揮、デッカー演出)の女主人、2005年7月『ジャンニ・スキッキ』(アルミンク指揮、グルーバー演出)のツィータ、最近では2008年9月『エフゲニー・オネーギン』(アニシモフ指揮、コンヴィチュニー演出)のラーリナ、2009年2月『ラ・トラヴィアータ』(アッレマンディ指揮、宮本亜門演出)のアンニーナなどに出演。一方、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「ハルモニー・ミサ」、モーツァルト「レクイエム」「ミサ・ロンガ」、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」「第九」、ヴェルディ「レクイエム」、マーラー「復活」「大地の歌」等、コンサート活動にも意欲的で、さらなる活躍が期待されている。
ニ期全会員。

テノール 鈴木 准(Jun Suzuki)高崎第九合唱団との共演は初めて

北星学園大学文学部(北海道札幌市)卒業。東京芸術大学声楽科卒業。卒業時、松田トシ賞並びにアカンサス音楽賞受賞。同大学院修士課程独唱科修了。現在は、同大学院博士後期課程に在籍し、ベンジャミン・ブリテンの声楽作品に取り組む。
第7回J.S.G.国際歌曲コンクール入選。第49、50回東京芸大「メサイア」(朝日新聞社主催)にソリストとして出演以来、バッハ「ヨハネ受難曲」「クリスマス・オラトリオ」の福音史家、「マタイ受難曲」「ロ短調ミサ」、モーツァルト「ハ短調ミサ」「レクイエム」「戴冠ミサ」「ミサ・ソレムニス」「ヴェスペレ」「リタニア」他の宗教的作品に出演。さらに、イギリスやドイツの作曲家の声楽アンサンブル作品にも積極的に取り組み、多くの演奏会に出演。99年よりバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして国内外の公演に参加、2000年サントリーホール「マタイ受難曲」ソリストを始めとして、02年スペイン公演、03年アメリカ公演、帰国後の記念演奏会でもソリストを務め、好評を博した。
オペラでは06年2月神奈川県民ホール『愛の白夜』(新作初演・一柳慧作曲、外山雄三指揮、白井晃演出)ヨーニスで出演、明瞭な日本語による歌唱と演技で期待に応えたことは記憶に新しい。さらに06年11月、東京二期会『コシ・ファン・トゥッテ』(宮本亜門演出・新制作)のフェランドの群を抜く歌唱力で、聴衆を魅了。07年7~8月には兵庫芸術文化センター主催『魔笛』(芸術監督/指揮 佐渡裕、演出 エマニュエル・バステ)にタミーノ役で出演し絶賛を浴び、さらに11月には青少年のための日生劇場オペラ教室『魔笛』にタミーノ役で出演。モーツァルトをレパートリーの中心に据える貴重なテノールとして、その活躍の場を広げている。
その他、01年東京芸大オペラ定期『ドン・ジョヴァンニ』(若杉弘指揮、実相寺昭雄演出)ドン・オッターヴィオ、相模原市民文化財団・オペラ実験工房01年『魔笛』タミーノ、04年『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、04年北とぴあ国際音楽祭記念事業「イドメネオ」(寺神戸亮指揮、演奏会形式)大祭司、06年8月金沢市オペラ振興事業・親子で楽しむメルヘンオペラ『小さな魔笛』(天沼裕子指揮、M.コップフ演出)タミーノに出演、モーツァルトの作品を主なレパートリーとしている。2008年11月、日生劇場『魔笛』(上岡敏之指揮 読響)タミーノに出演し好評を博した。二期会会員。新進気鋭のヴォーカル・アンサンブルBless B Quintetの活動も行っている。
http://www17.plala.or.jp/BBQ/

バリトン 多田羅 迪夫(Michio Tatara)高崎第九合唱団との共演は5回目

香川県出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。在学中に安宅賞受賞。第16回ジロー・オペラ賞受賞。
「第九」や宗教曲、特にバッハ『ヨハネ受難曲』『マタイ受難曲』のイエスの演奏では国内でも第一人者と評され、他者の追随を許さない円熟の域に達している。
一方、オペラでの活躍も著しく、M.フレーニ、R.パネライ、F.ボニソッリ等とも共演したドイツの歌劇場でのソリスト経験を経て、帰国後、小澤征爾指揮・新日フィル『ヴォツェック』のタイトル・ロールや朝比奈隆指揮『ラインの黄金』のアルベリッヒで一躍脚光を浴びた。
以後、ヴォータン、オランダ人など、ワーグナー歌手としての実力もよく知られているが、02年、東京二期会とベルギー王立モネ劇場の共同プロダクション『ニュルンベルクのマイスタージンガー』では極め付けのハンス・ザックスで大成功を収め、「テオ・アダムにも匹敵する大器」と評された。近年も04年R.シュトラウス『インテルメッツオ』(日本初演)ロベルト・シュトルヒ役、『魔笛』のパパゲーノと弁者、05年、都響『青ひげ公の城』青ひげ公、東京二期会『フィレンツェの悲劇』シモーネ、ハノーファー州立歌劇場との共同制作『さまよえるオランダ人』に主演。その他、ロッシーニやプッチーニなどのイタリア・オペラでもカルタンバック指揮『チェネレントラ』のアリドーロ、『蝶々夫人』のシャープレス(フィンランド音楽祭客演)で評価され、モーツァルトのドン・ジョヴァンニ、フィガロ、アルマヴィーヴァ伯爵、グリエルモ、ドン・アルフォンソ、ヴェルディのリゴレット、『ペレアスとメリザンド』のゴローなど、ドイツ・オペラのみならず強く印象に残る当り役は多い。『俊寛』『袈裟と盛遠』『修禅寺物語』『舌を噛み切った女』『有間皇子』など、邦人オペラでも感情表現豊かな演唱で非常に高い評価を得てきた。
近年では音楽プロデューサーとしても得難い才能を示し、(故)実相寺昭雄(映画)監督のオペラ演出における代表作となった『魔笛』、ケルン州立歌劇場との共同制作『ばらの騎士』、日生劇場ベルク『ルル』(3幕版日本初演)、藝大『オルフェウス』(森鴎外訳)、ハンブルク歌劇場との共同制作『皇帝ティトの慈悲』(日本初演)などを成功へ導いてきた。ヨーロッパのオペラ界を席捲する演出家、ギュンター・クレーマー氏やペーター・コンヴィチュニー氏からも厚い信頼を得ている。
ドイツリートの分野ではベートーヴェン、シューマン、ブラームスの歌曲などで自ら訳詞も手がけ、深い解釈に基づく優れた演奏で高い評価を得ている。
東京藝術大学教授 二期会会員
 http://green.ap.teacup.com/musik/
CD:「奏楽堂ライブドイツ歌曲の夕べ」(ディスククラシカ)09年2月、レコード芸術特選盤