平和のためのポーランド 第九コンサート・ツアー

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2002.10.10Thu /Berlin

7:15 起床・朝食

8:00 基本ツアー出発

気温はわかりませんが、早朝は水溜りが凍り、霜が降りていました。

一足先に日本へ向かう基本コースの人々が、ロビーに集まりました。ポーランドで楽しい時間を共に過した仲間に、お互い感謝の気持ちを込めて、手を振り別れました。

無事11日朝、成田に着きました。

♪トミーの基本ツアーお帰りレポート【富山 登代】

あっという間に、ポーランドを離れる朝がやってきました。一足お先にさようなら。お世話になったガイドさん、添乗員さんへのお礼もそこそこに、オケンチェ空港へのバスに乗り込みました。

市街地から遠ざかる町並み。すれ違うワルシャワ市営バス。次に会えるのはいつかな…。空港でのチェック・イン、出国審査も終えお土産タイム。そして、フランクフルト空港での乗換えゲートも無事発見。再びお土産タイムです。でも、やけに高いなあ。

渡辺さん(添乗員さん)の携帯に、無事東京行ゲート発見の連絡をしましたが、「えっ、誰?」といった感じで、続くドイツでのお忙しさを物語っていました。成田空港到着後、専用バスにて休憩をはさみ高崎駅へ。途中、藤岡で降りる方とお別れ。看板も読める、言葉も通じる現実世界へ戻って来ました。ちょっと残念。責任者の野口さん(アルト)、Sさんお世話になりました。

★…なんて、富山さんだけは、ポーランド国内でも看板読めたし、言葉も通じたんですよね…。謙虚な方デス…。

9:15 ロビー集合

9:30 ホテル出発

9:45 ワルシャワ中央駅着

(Warszawa Centralna)


11:00 ワルシャワ中央駅発

ホテルからワルシャワ中央駅へ。ホームで「ガウデ・マーテル」「シュワジェヴェチカ」「ふるさと」「もみじ」を歌いました。
人の少ないホームでしたが、たまたま居合わせた現地の人々は、驚きながらも笑顔で見守ってくれました。
もう間もなくたくさんの思い出を作ったポーランドを発ちます。
そして、滞在中お世話になったミロスワフさん、ガイドのリチャードさんとは、ここでお別れです。

「皆さんにお目にかかれて、大変嬉しかったです。先程聴かせていただいた『ふるさと』とても良かったです。私はこの様な仕事に携わる事ができ、大変嬉しく思います。そして皆さん、ポーランドは日本に対して好意を持っている事を忘れないでください。皆さんは今回の演奏旅行で、ポーランドと日本の新しい架け橋になったのです。私はその事に大変感動しています。ありがとう!」とミロスワフさん。リチャードさんは、奥様方との写真撮影でモテモテでした。

列車に乗り込んで出発!と思いきや、全員コンパートメントだったはずが、1両だけ暖房の故障で使えず、一部の人たちが普通の乗客と同じ車両に。一方、コンパートメント車両の方は、旅行ケースが収容しきれず足元や廊下にまで。初めはクレームの嵐で、添乗員さんもタジタジになりましたが、一般車両はテーブルのある綺麗な車両。好奇心旺盛な団員達は、居合わせた現地の乗客と交流。ドイツ語や英語で話をし、大変盛り上がった様子。(通訳を買って出た八木さんもモテモテ!) 連絡先の交換等をし、素晴らしい思い出ができた様です。


15:20 ドイツとの国境

17:07 ベルリン東駅着

Ostbahnhof

18:15 アストロンホテル着

朝ホテルを発つ時いただいたランチを列車の中で食べました。車中ではお菓子やビールで盛り上がる人、「我が家」の梅干やおしんこを自慢する人、最後のズロチを使い切れず無念そうに数える人、よそのコンパートメントを訪れ先々でいただきものする人、景色に感動している人、最後尾車両へ見学に行く人、日記をつける人、旅の疲れに眠る人、等々…。またビールも扱う車内販売は大人気。添乗員の渡辺さん柴田さんも通訳でずっとワゴンに付き添っていました。

国境付近の車中でパスポートチェック。パスポートを見られなかった人もいました。国境の川はポーランド語でオドラ川(Odra)、ドイツ語でオーデル川(Oder)と言います。

2階にしか乗れないバスに乗ってホテルへ。 1号車のガイドは村田雅威(まさたけ)さん。余裕のナイスミドル! 2号車は息子の学(まなび)さん。ピンチヒッターですが、とても恥ずかしがりやの若い男性。「勝利の塔」を車窓から眺めながらホテルへ向かいました。

ホテル「アストロン」に到着。

困っちゃったエピソード

ベルリンに入りいよいよリラックス、ホテルに到着。部屋に入ろうと鍵を開けようとしてもなかなか開かない。フロントの方に依頼すると、すぐに開く。おまけに『マジックよ』と言う。毎日外に出て帰室時に不安な気持ち、やはり開かない。通る方々のお世話にもなりました。左の腕の痛みが残りました。【塚越夏子】

19:00 アストロンホテル発

19:10 レストラン着

20:30 レストラン発

20:45 ホテル着

バスで夕食の待つレストランへ。この日の満月は大変きれい!! レストランは1571年創業のレストラン・ツム・ヌスバウム(Zum Nußbaum)。名物料理のバーベキューソーセージやベルリン風スープをいただきました。デザートのアップルパイが絶品でした!!

Hotel astron alexanderplatz

Landsberger Allee 26-32, D-10249 Berlin

TEL:030-4226-130 / FAX:030-4226-1300



鉄道会社からの「お詫びと事情説明」(2002年10月15日付)

2002年10月10日のワルシャワからベルリンへ向かう特急列車を利用する日本人グループの移動について、2002年10月11日付けで提出された苦情の申し立てに関し、私は状況を確認致しました。

日本人グループが予約した座席のあるファーストクラス・272号車は、乗客に危険を及ばす可能性のある高電圧システムの故障により、ワルシャワのGrochow駅で切り離されました。この故障は、当日の朝09:30に行われた技術点険の際に発見されました。出発までの残り時間が無い中で、272号車の替わりにコンパートメントタイプではない客車を連結させることを決断しなければなりませんでした。残念ながらこの時点では、私たちにはコンパートメントがついている客車はありませんでした。乗車するはずだった故障した客車は修理のため外されました。

このような状況が、皆様に事前に予約された席とは異なる席をお使い頂くことになってしまい、272号車に乗車なさる皆様に混乱を与えてしまいました。しかしながら車掌は、日本人の皆様に安心してお席について頂けるようにベストを尽くし、日本人の皆様には、ファーストクラスのお席にお座り頂くことができました。

私どもの会社は、皆様の高い期待に応えて、多くの集客(団体)、旅行会社、企業等へ多くの鉄道運輸サービスを成功させている事、そして、とても良い相互間係を築いている事をぜひ、あなたに知って頂きたいのです。私はこのような残念なことが繰り返されないことを願っております。PKP Intercity Companyを代表し、あなた(ミロスワフ氏)と日本の皆様にお詫び申し上げます。【部長Wojciech Partyka】


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