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1998年10月21日(水)-6日目-


【中央市場】はアジアとヨーロッパのものが所狭しとあふれている。
しかも安い。お土産店の1/3以下の値段だ。
トカイワインだって500円未満(毎日の飲む物が高い訳ない!)。
正体不明のおいしそうな物が満ちあふれていた。

7:00 モーニングコール

7:30 朝食

8:50 出発

9:10 マルトンヴァシャール(Martonvasar)

ベートーヴェン記念博物館

(Beethoven emelekmuzeum)
この博物館を見学することがツアーの目的のひとつでもあるのです。ブルンシュヴィック宮殿(Brunszvik Kastely)の令嬢にベートーヴェンが思いを寄せたことはあまりにも有名な話。ここには 当時を偲ばせる調度品やピアノ、楽譜など、ベートーヴェンに関するものが数々展示され、高崎第9合唱団を代表して渡辺団長が挨拶いたしました。

【マルトンヴァーシャル】 まず、観光客が知ることもない小さな町。
ベートーヴェンを追う人のみ訪れる。
(ベートーヴェン「不滅の恋」の舞台、
ブルンスヴィック伯爵邸内のベートーヴェン記念館)
この庭園では年20回以上コンサートが催される。(小林健一郎も来る) 
私たちの旅行記念誌も合唱団の歴史もここに展示してくださるとのこと。
機会あれば見てください。(詳細は次ページ)ベートーヴェン記念博物館
ベートーヴェン記念博物館における挨拶

高崎第9合唱団団長の渡辺義之と申します。
私たちは、東京の北100㎞の高崎市というところで、ベートーヴェンの第九の演奏会を毎年12月に開催しています。今年はちょうど25周年を迎え、それを記念して去る10月18日に、ドイツのニュルンベルク市で第九の演奏会をして参りました。
今回、ニュルンベルクで公演することと、このベートーヴェン記念館を見学することが、私どもの大きな目的です。なぜ私がこの場所を知ったかと申しますと、ベートーヴェンの研究書と本などで知りました。
本日は71名の合唱団員が、この記念館を見学することができ、この場所が大変気に入りました。
後日、私どもの25年間の演奏の記録を贈らせていただきたいと思います。

《館長》 送っていただけたら、こちらの記念館にぜひ飾りたいと思います。

― 大きな歓声と共に拍手 ―ベートーヴェン記念博物館長との挨拶
11:00 昼食

POSTAKOCSI VENDEGO ポスタコッシヴェンテグロ(ハンガリーは長い名前のレストラン多し)

[メニュー] パン、ポテトコロッケ、白身魚のムニエル、マロンムース?、飲物(桃ジュースもあった)
小さな俵型のコロッケがゴロゴロ残って いました。デザートも国別にノミネートされるかも。田舎町のレストランに大勢の客、文句は言うまい。先にデザートがきた人に、「美味しい?」と誰かが聞きましたが、答えは返ってきませんでした。桃ジュースもありました
14:10 バラトン湖(Balaton To)

東京23区がすっぽり入る西ヨーロッパ随一の湖。長さ73km、巾14km、水深2~11m

ティハニ修道院はバラトン湖の小高い丘の上に建つ、バロック様式の修道院教会。

バラトン湖の周辺は茅葺き屋根のレスト ラン、水車小屋のある、どこかで見た懐かしい風景でした。民族音楽を聴きながらワインをゆっくり楽しむのがステイタスという別荘地帯でもあるそうです。

湖の畔には豊かな自然が広がり、黄色い屋根の瀟洒な別荘が、午後の陽ざしに溶け込むように点在していました。訪れる人はドイツ人、オーストリア人が多く、日常語はドイツ語とか。ドイツ語の看板が目につきました。

【バラトン湖】
ドイツ人をはじめとする西欧人の大リゾート地。
バスで移動していても、ステキな風景がどこまでも続いている。
気候風土が違うので景色も大きく違い、夢の中にいるようだ。
15:30 ヘレンド(Herend)

バラトン湖の北の小さな村にある世界的に有名な陶磁器の里。

1826年創業。どれも芸術品揃い。
ヘレンドは創業以来一貫した手作業、マスター制度を守る技術の確かさが人気の由縁。ティーセット一式数十万円。大事に風呂敷に幾重にも包み持ち帰った人もいました。郵送できないとのこと。お荷物、無事ご帰国したかしら。ヘレンド様、あなたのご無事を祈っていました。ドイツ公演から帰宅して間もなく、高崎高島屋でヘレンドの特別企画展が開催され、親しみ深く、「ヨーナポート」と会いに行った人もいたようです。すべて手作業ヘレンド博物館
【陶磁器の里ヘレンド】
ヘレンドは高級陶器ブランドの生産地。
それほど安くはないが、ため息が出るような品揃えと豪華さ。
故ダイアナ妃のコレクションも手にはいる。

20:00 夕食

ホテルに荷物を置き、ハンガリー最後の晩餐に。

レストラン マールワニ・メーニョソーニ(大理石の花嫁さん)

[メニュー]担当者も酔いが廻って覚えてない。…ウイ!!
民族ダンスと歌の賑やかな夕食となりました。美男美女の奏者・踊り手に 誘われ、絶好調男、絶好調女続出!! 国際親善を大いに果たした皆さま、お疲れさまでした。かくしてブダペスト最後の夜は、極上の酒と民族音楽と共に皆? 心地よい眠りに就きました。

歌う! 飲む!踊る仲間たち【魚料理・ワインをたくさん】
歌い、飲み、踊る団員。
隣のトルコの団体とも仲良く盛り上がった。
《ブダペスト泊》

ベートーヴェンの足跡、特に不滅の恋人がらみを訪ねている人は、
このマルトンヴァーシャル村のブルンスヴィック伯爵邸には必ず立ち寄っていることでしょう。
アバウトな地図だとまず見つからない。見つからなくてもブダペストの街で地図を求めてください。
この土地に悪いイメージを持った団員は一人もいません。絶対あなただって気に入る場所です。
西洋的な観光地化はなされていないけど、文化的・音楽的に立派な観光地です。
とっても落ち着くし、ベートーヴェンが幾度となく訪れ、恋に落ちていくのもわかる気がします。
さまざまなベートーヴェンの手紙や遺品をご覧になってください。
書物より役に立つことでしょう。
あなたがドナウの旅人となって、この地を訪れる日を待ち望んでいます。

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