1998年10月25日（日）－10日目－

7:35成田到着
8:30成田出発
途中、三芳ＰＡ休憩

すっきりとした青空が私たちを迎えてくれました。　路面を見ると昨日まで雨が降っていた様子がうかがえます。この１０日間晴天に恵まれ、用心に持っていった傘も一度も使うことなく帰ってくることができました。きっと晴れ男、晴れ女が多かったのでしょう。成田空港でお別れする人もいました。お疲れさまでした。気をつけて帰ってくださいね。

帰りのバスでは疲れが出てか、ホッとしてか、眠った人もいました。途中、三芳Ｐ．Ａ．へ寄りました。ここで家族と連絡を取るために公衆電話に列ができました。「もうすぐ、高崎に着くよ。」

今回のニュルンベルク公演は、高崎第９合唱団と指揮者、ソリスト、オーケストラ、その他大勢の方々の力で大成功に終わることができました。演奏終了後、教会中に鳴り響き、そしていつまでも鳴り止まないあの拍手を、私たちは決して忘れることはないでしょう。今回の演奏旅行は、私たち一人一人の心に大きな感動を与えてくれました。そして、ニュルンベルクの皆さんに私たちの熱い思いが伝わっていてくれれば幸いです。これからも、第九を歌うことにより、人々と共に感動と幸福を分かち合うことができたら、とても素晴らしいことですよね。また明日から、いつもの生活が始まりますが、演奏旅行の感動を胸にがんばっていきましょう。